About / 私達と蜜蝋ラップ




オーハニー! では全て一つ一つ手作りにこだわり、"ラップ"として周知されている使い捨てプラスチックラップの概念から、環境に配慮した"洗って何度でも使えるラップ"へと覆す挑戦をしています。生分解性でないプラスチックは水中を漂い海洋生物の死へと導く誤嚥を招き、焼却される際のCO2大気汚染も長く問題となっています。

国際連合が打ち出したSDGs「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は今話題となっており、2020年4月からスーパーのお買い物袋有料化も運動の一環と見受けられます。皆様のお買い物や生活に、蜜蝋ラップを使いながら「使い捨てない。再利用する」運動を小さな努力から始めて頂きたいのです。

私達はシンガポールと日本を拠点とし、世の中の人々に少しでも蜜蝋ラップの周知をしていただくことを目指しています。時間をかけ生地選び、裁断、アイロンがけ、コーティング材料の配合、梱包を一貫して行い、真心込めて丁寧に一つずつ作っています。食品に関わるものだからこそ、コーティング材料は、オーガニック天然成分にこだわり、お子様から動物、私達の体に優しいお造りとなっています。

蜜蠟は蜂が巣を作るときにだす蝋です。はちみつは古くから薬効効果や保湿成分として私たちの生活の中で広く周知されており、化粧品や保湿クリーム、のど飴など自然の薬として親しまれています。蜜蠟も同じ作用が期待でき、食品の乾燥を防ぎ、抗菌・抗酸化作用によって野菜の酸化や変色を防ぎ、食品を長く保存することが可能なことは、プラスチックラップとの大きな違いです。

勿論、100%天然成分だからこそ、焼却しても有害ガスもでることなく、埋めたとしても土に還すことができるため、地球にも優しく一石二鳥なのです。

はちみつと違い、食品グレードの蜜蠟採取は大変困難であり、希少価値が高く、1枚の蜜蠟ラップは100円で買えるプラスチックラップよりお値段が高価であることは事実。皆様の暖かなご理解を賜りながら、長い目でみて、環境と人体に影響を及ぼすか否かを少し考えて頂き、生活の中で選択、使い分けをしていただければと願うのです。